昨日お見えになった女性のケース
30代半ばで店頭販売をされている方で、新人教育をしている時に「『笑顔の時に口角を上げなさい』と教えているのですが、実は自分も片方が上がっていないのが辛い」と話しておられました。
お手本を見せなければならないのに出来ないもどかしさ、よく判ります。
これは気力とか精神力とかの問題ではなく、本当に筋機能等の問題です。
そして口角を上げるのは、よく言われる表情筋という顔面の表層を走っている筋肉なのですが、その奥にある筋肉の状態が良くないとこの表情筋がスムーズに動かないのです。
つまり、ブレーキが掛かっているのです。
この方は右の顎関節周辺の深層筋の張りが強く、また靭帯も少し緩んでいました。
それを調整すると口が開きやすく、少し下がっていた頬の筋肉も上がり、眼も大きくなりました。
まだ1回目なので、後2回ほど調整すれば、もっと良くなるでしょう。