前腕と顎関節の関係
前回顎がカクカクする・痛いという事で来院された女性の2回目の施術。
カクカクはしなくなったそうだが、口がまだ開け辛く痛いとの事。
中の筋肉の状態はかなり良くなっているが、靭帯がまだ緩い。
そして、何度も書いているが顎関節と首の状態は密接に繋がっている。
だから、どんな人でも首の状態が悪化すると顎は痛くなる可能性が高い。
自分自身は顎関節がそんなに悪くはないと感じているが、数年前に恐ろしく首の筋肉が張った時は口を開けると非常に痛かった記憶がある。
また、いわゆる肩の筋肉の状態も顎関節と関連があります。
特に上僧帽筋などは後頭骨に繋がっているのですから。
そういう訳で、自分の顎関節の施術では必ず頭蓋骨・首・肩へもアプローチしています。
そして、昨日の施術が終わって・・・・・
たまたまこの間キネシオテーピング療法学会で、前腕のテーピングについて発表した事を施術中に話していたら、お仕事が精密機械の製造でよく前腕の筋肉が張るとの事で、そのテープを貼ってあげました。
そうすると前腕が楽になったのは勿論、口を開けてもらうと更に開けやすくなっていました!!
腕と首もスゴク関連があります。
肩や首の張りを取るのに前腕や上腕にアプローチする事はよくあるのですが、先ほども書いていたように肩・首・顎関節の関係からしても、もっと顎関節の施術に腕へのアプローチをするべきではないかと思うようになりました。
そうする事によって、顎関節の状態がもっと改善する可能性があります。
ほんの余興のつもりで貼ったのですが、非常に良いヒントをいただきました。
「魅顔・整顔・魅声」 京都府京都市伏見区 楽水庵のホームページ